林原惠熱血迷俱樂部

よく、「声優さんって日ごろからのどとか気になさっているんですか？」なんて聞かれますが、いやはやこれが全く……っと言ったら言い過ぎですが、帰ったら「うがい」程度で、誰もがするようなことしかしていない始末です。もともと強いんだと思うんですよねえ、のどが……。まあそれでもあえて気お付けているとしたら、夏場でもスタジオは機械を冷やすため人間は良いのかよ! なほど極寒なので軽い上着やショールなどは欠かせませんね。慣れない新人さんがおしゃれぶっこいてタンクトップにはだしにミュールで現れて、「おいおい大丈夫か……」と思いきや、案の定、後半戦は鼻水ズルズル。マネージャーも教えてやれよ、それくらい、って感じですが、見るに見かねて上着を貸したこともありましたねえ。まあ、銀行などで働くOLの方なんぞは言わずともご理解いただけるかと思いますが。冬は冬でロビーは暖かいものの、これが驚きの乾燥注意報発令。電磁波バリバリのマシンの中、ドアを触ればバチ!! 勝手にモニターがバチン!! そのノイズで本番がNGになることもあるほどです。当然スタジオ側も加湿器などを用意してくれますが、あのシューシューという音をマイクが拾ってしまうので、本番中はつけられません。
その為か去年はとあるスタジオで静電気を逃がすキーホルダーが結構はやりました（ブレスレッド状の物はあまり効果がなかったようです）。まあ、いずれにせよ乾燥はのどには大敵。あったかいお茶やあめなど、のどを湿らせる事には多少気を使っているかもしれません。
　さて、ここでそんな私のお気に入りアイテムをちょこっとご紹介（全然たいしたことではないんだけど）。まず、のどあめ。同業者の間では龍角散やヴィックスも人気ですが、私はロッテのど飴（パッケージ緑）を愛用です。これを湯のみに入れて、あめが浸るくらいのお湯でゆるゆる溶かして飲む! まったりとのどに張り付いて結構イガイガがとれます。あとは薬局で売っている100%蜂蜜飴。天然のはちみつがゆっくりのどを潤してくれます。いずれもなめすぎると胸焼けするので注意。
あと、季節を問わず持ち歩いているのは【北海道北見のハッカ油】。以前は北海道に行くたびに、行く人を見つけては、しこたま買っていましたが、今は東急ハンズなどでも買えるようです。お湯に一滴垂らして蒸気を吸ってよし、ティッシュに垂らして嗅ぐも良し、マスクにも良し（鼻が通る）。花粉症にもおすすめです。まず風邪はのど、鼻が一番の入り口。皆さんも冬に向けて風邪対策してくださいね。